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岡田祥造
エコール・ドゥ・バレエ
Okada Shozo Ecole de ballet
バレエクリニッククラス
バレエクリニッククラスで教える事は
バレエのレッスンにはコールドバレエとソリストのクラスの二通りあるのです。
コールドバレエのレッスンでは、顔の向き、腕の形と動かし方、脚の使い方全てが 皆と同じでなければいけ
ないので形を重視します。
日本では殆どのバレエ教室がコールドバレエのレッスン方で教えています。
ソリストのレッスンは、大胸筋を使って遠心力の応用でポードブラをする。
コールドバレエの人達の様に形の大勢の生徒に一人の先生が教えていて、先生の目に付かない人、バーに掴ま
ってレッスンをするにも鏡の見える人と見えない人が出てくるので皆が同じ条件でレッスンをされていないの
で本来、芸事と言うのは一対一で行うのですがバレエは違うのです。
バレエクリニッククラスではいろいろな小道具を使うことでお尻に締まりが出来、膝裏が綺麗に伸び、踵で床
を踏む意識を持たせて、立足を軸に遠心力を応用する事で無駄な動きをせずに綺麗な脚、身体で踊る事が出来
るレッスンです。
パリのオペラ座、ロシアのボリショイ劇場、スイスローザンヌのボーリュ劇場の舞台は傾斜しているのです。
傾斜をした舞台では真っすぐに立つ事が大事なのです。
ですからバレエクリニッククラスではソリストのレッスンをする為の動きをする為のレッスンで脚の動かし方
は、前後左右の動きも踏む足は強く床を押して 真上に立って、踏む力で動かすので動かす脚は膝裏の張りの
で筋力を使わずに動くのです。
ソリストは基本的にはコールドバレエの人と同じ様な動きはしますけれど、ソリストはその人の身体の条件を
生かした美しい腕の動かし方、脚の使い方、感情を入った動きを重視して他のソリストの人とは違って良いの
です。
ソリストは個性が無くてはいけないのです。
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